20年前のTV番組『文明の道』は面白そうだ2023年05月05日

 20年前に放映されたNHKスペシャル『文明の道』という番組が以前から気になっていた。放映日とタイトルは以下の通りだ。

2003/4/20放送 第1集「アレクサンドロス大王 ペルシャ帝国への挑戦」
2003/5/18放送 第2集「アレクサンドロスの遺産 最果てのギリシャ都市」
2003/6/15放送 第3集「ガンダーラ・仏教飛翔の地」
2003/7/20放送 第4集「地中海帝国ローマ 東方への夢」
2003/9/14放送 第5集「シルクロードの謎 隊商の民 ソグド」
2003/10/12放送 第6集「バグダッド 大いなる知恵の都」
2003/11/16放送 第7集「エルサレム 和平・若き皇帝の決断」
2003/12/14放送 第8集「クビライの夢 ユーラシア帝国の完成」

 紀元前4世紀のアレクサンドロスの遠征から14世紀のモンゴル帝国に至る千数百年の東西文明交流を描いた番組である。現在の私の関心領域に合致する興味深いテーマだ。20年前には歴史にさほどの関心はなく、この番組の存在も知らなかった。

 再放送があれば観たいと思っていたが、その気配はない。この番組が書籍化されていると知り、全5巻を古書で入手した。第1集と第8集は1冊、他は2集分が1冊だから全5巻である。

 写真を多く収録した読みやすそうな本だ。番組を観る代替に本書を読もうと思い、念のため、再放送予定を再度検索した。この番組がNHKオンデマンド(有料)で視聴できるとわかった。

 多少のコストはかかっても、やはり番組を観たうえで読む方が気分が高まる。だが、番組表をよく見ると、オンデマンドで視聴できるのは第7集までで、第8集が入っていない。不思議だ。何らかの事情があるのだろうか。

 最終回はダメでも、これからオンデマンドで番組を1本ずつ観ながら本書を読み進めようと思っている。

【追記】
 上記のブログを書いた翌日、『文明の道』全5冊をパラパラめくっていて、最終巻だけ既読の形跡があるのに気づいた(古書5冊は時をおいてバラバラに入手した)。読書記録を調べると一昨年末に読了し、ブログに読後感を書いている。そのとき、オンデマンドでこの番組が視聴可能なのに第8集のみが視聴できないことも確認している。そんな一昨年のことをすっかり失念していた。毎度のことながら、わが忘却力に感心する。少しでも記憶にとどめるために読後感を書いているのだが……。

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