雪国に雪が多いのはあたりまえだが…2015年02月19日

越後湯沢 2015年2月18日
 先日、越後湯沢の友人のマンションに行った。国境の長いトンネルの先の雪国だから雪が多いのは当然だが、今年の積雪は格別に思えた。屋根や道路脇に積もった雪が崩れてきそうでちょっと怖い。

 湯沢にはスキーに行ったのだ。実は一昨年、六十代半ばにして三十数年ぶりにスキーを始めた。学生時代に少しスキーの手ほどきを受け、社会人になって一回だけ滑ったのを最後に齢を重ねてきた。この年になってスキーを再開しようとは全く考えていなかったが、同世代の友人に誘われて、高齢者スキーにチャレンジするはめになった。

 その後、年一回のペースで友人たちと越後湯沢のスキー場に行っている。今年で三回目だ。私はスキーが下手で不格好であり、今後の技量向上も期待できないが、体力維持目的の多少の運動とささやかな酒宴のためのスキーである。

 昨年と一昨年はスノーボード禁止のスキー専用ゲレンデだった。今年はスノーボードとスキーが混在しているゲレンデに行き、ナマのスノボーを初めて間近に見た。スノボーOKのゲレンデは危険で怖いと聞いていたが、さほど混んでいなかったせいか、危険は感じなかった。

 また、ゲレンデには中国人をはじめ東南アジア系の外国人のスキー客も目立った。一昨年から外国人スキー客を目にしていたが、今年は一段と増えているようだ。

 スキーが一大ブームになったのは、映画『私をスキーに連れてって』が公開された1987年前後のバブル景気の時代だそうだ。当時、すでに中年だった私はスキーをやめていたから、その時代のスキー場の様子は知らない。しかし、それ以前の私たちが若い頃(1970年前後)のスキー場も華やかで賑やかな異世界のような空間だった。往時に比べれば、現在のスキー場は落ち着いた場所になっている。しかし、あの頃には目にしなかったスノーボードと外国人が新たに登場している。

 そんなことを考えると、スキー場にも低成長下での多様化という日本の現状が反映されているように思えてくる。そして、あの危なっかしい積雪は、日本が抱える様々な重荷を表しているようにも見えてくる。安全な融雪と調和のとれた平和なゲレンデを期待するしかない。

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