「立ち読書」用の「書見台台」を自作2023年05月01日

 私は5~6年前から、立って本を読むよう心掛けている。もちろん座って読むこともあるが、読書時間の大半は「立ち読書」である。

 立ったまま読むと腰によさそうだ。だが、最大のメリットは眠くなりにくい点にある。座った読書だとウツラウツラすることも多い。立ち読書で寝落ちはない。

 立ち読書を始めたとき、書斎のデスクに読書用の台をしつらえた。デスク上方数十センチの位置に、あり合わせの材料で台を作り、そこに書見台を置いたのである。ところが先日、体重をかけ過ぎてその台が崩壊してしまった。

 そこで、本格的な「台」を自作することにした。書見台を乗せるための「書見台台」である。図面を引き、木材と金具を入手し、ほぼ1日で高さ37センチの台が完成した。われながら満足のいく出来栄えである。デスクの高さは70センチだから床から107センチの位置に書見台を置くことができる。私にはこの高さが最適だ。

 この台は締め金具でデスクに固定している。かなり頑丈だから崩壊の恐れはない……と思う。折りたたみ式の棚受け金具を使用し、座って読みたいときは台板をたためるようにした。

 立ち読書の問題点は足が疲れてくることだ。そんなとき、私は片方の足を曲げてデスクに乗せる。半跏思惟像が水平に曲げた足はそのままに立ち上がり、曲げた足を膝ではなくデスクで支える――そんな姿勢である。半跏思惟立像の姿で読書ができるのも、デスク上方に書見台台を設置するメリットである。

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