キーウ・クラシック・バレエ団の『白鳥の湖』を観た2023年08月20日

 調布市グリーンホールでキーウ・クラシック・バレエ団の『白鳥の湖』を観た。私はバレエはほとんど観ないが、今年は5月に観た『蝶々夫人』に続いて2回目、稀有なことだ。

 あまりに有名な『白鳥の湖』である。チャイコフスキーの名曲は馴染み深いし、4羽の白鳥が手をつないで踊るシーンも頭に浮かぶ。あらすじも何となく憶えている。そんなバレエだから門外漢でも十分に楽しむことができた。

 チラシには「4歳以上入場可」とあり、「本プログラムは小さなお子様も飽きずに楽しめるよう、全2幕(約2時間/休憩1回)構成となっております」の表記もある。バレエの敷居を低くした公演のようだ。私のような人間には有難い配慮である。月並みな感想だが、ダンサーたちの身体能力に圧倒された。

 キーウ・クラシック・バレエ団のダンサー達はロシアのウクライナ侵攻後、避難を余儀なくされ、日本を含む10以上の国で活動を続けているそうだ。

 公演パンフの最終ページには8月から10月までの日本各地でのスケジュールが載っている。日替わりで各地を転々とする過密スケジュールに驚いた。全国を回る公演はどれも似たようなものかもしれないが、舞台装置の解体・移動・設営やリハーサルなどを想像するだけで眩暈がしそうになる。

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