タクラマカン砂漠に環状鉄道が開通していた ― 2025年09月12日
数カ月前、NHK BSで放映した『疾走!タクラマカン砂漠鉄道~冬のシルクロードをゆく』という番組には驚いた。タクラマカン砂漠を1周する鉄道が開通しているとは知らなかった。「空には飛ぶ鳥なく、地には走獣なし」と言われた死の砂漠が様変わりしている。
1980年放映のNHKの『シルクロード』は天山南路で建設中の「南疆鉄道」を映していたが、いつの間にか西域南道にまで及ぶ環状鉄道が完成していたのだ。どんなルートだろうかと、グーグルマップでタクラマカン砂漠を調べた。不思議なことに道路は詳しく載っているのに鉄道の表示がない。
先日、地図専門の「ぶよお堂」で新疆ウイグル自治区の地図を購入したのは、この鉄道のルートを確認したかったからでもある。だが、この地図の鉄道表示は、コルラ→クチャ→カシュガル→ホータンまでだった。タクラマカン砂漠を半周しているだけだ。1989年出版、2018年1月改訂の地図なので、その時点では半周だったようだ。
調べてみると、コルラ→カシュガル(南疆線)の開通が1999年12月、カシュガル→ホータンの開通が2011年6月で、地図にはここまでが反映されている。その後、コルラ→チャルクリクが2020年12月に開通。3年前の2022年6月には砂漠を高架橋で走るホータン→チャルクリクが開通し、2700キロメートルの環状鉄道になったそうだ。ネット検索で、この環状鉄道の簡単な路線図を見つけた。
この鉄道は単線である。NHKの番組によれば1日8本だそうだ。おそらく、1周するには何度か乗り継いで、何日もかかるのだろうと思う。
私は「西域シルクロード紀行」というツアーに明日(2025.9.13))出発する。この鉄道には乗らないが、バスでタクラマカン砂漠を縦断する予定だ。
1980年放映のNHKの『シルクロード』は天山南路で建設中の「南疆鉄道」を映していたが、いつの間にか西域南道にまで及ぶ環状鉄道が完成していたのだ。どんなルートだろうかと、グーグルマップでタクラマカン砂漠を調べた。不思議なことに道路は詳しく載っているのに鉄道の表示がない。
先日、地図専門の「ぶよお堂」で新疆ウイグル自治区の地図を購入したのは、この鉄道のルートを確認したかったからでもある。だが、この地図の鉄道表示は、コルラ→クチャ→カシュガル→ホータンまでだった。タクラマカン砂漠を半周しているだけだ。1989年出版、2018年1月改訂の地図なので、その時点では半周だったようだ。
調べてみると、コルラ→カシュガル(南疆線)の開通が1999年12月、カシュガル→ホータンの開通が2011年6月で、地図にはここまでが反映されている。その後、コルラ→チャルクリクが2020年12月に開通。3年前の2022年6月には砂漠を高架橋で走るホータン→チャルクリクが開通し、2700キロメートルの環状鉄道になったそうだ。ネット検索で、この環状鉄道の簡単な路線図を見つけた。
この鉄道は単線である。NHKの番組によれば1日8本だそうだ。おそらく、1周するには何度か乗り継いで、何日もかかるのだろうと思う。
私は「西域シルクロード紀行」というツアーに明日(2025.9.13))出発する。この鉄道には乗らないが、バスでタクラマカン砂漠を縦断する予定だ。
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