キツツキの波状攻撃にギブアップ2015年04月01日

 八ヶ岳南麓の山小屋が、またキツツキに穴を空けられていた。それも4カ所である。

 初めてキツツキの穴を見つけたのが2012年9月で、板で穴を塞いだ。翌月にはそのすぐ隣りにも穴を開けられ、それも同じように塞いだ。それから約2年間は無事だったが、昨年秋に新たな穴を発見、それもありあわせの板で塞いだ。

 そして先週、動物対策フェンス作りに山小屋に行ったとき、今までと同じ南面の軒下に新たな穴を二つ発見した。以前に釣り糸を張ってみたが、その直下に穴があり、何の効果もないことがわかった。

 念の為に小屋を一周してみると、北面の軒下にも二つの穴があった。今まで北面の軒下を見上げることがなかったので、いつごろ空けられたかはわからない。

 この3年ばかりの間に7個の穴を空けられたことになる。この山小屋は築19年で、私が中古で購入したのは6年前だ。購入時にはキツツキの穴の痕跡はなかった。以前の住人は常駐していたからだろうか。

 近所の人の話では、キツツキの被害はたくさんあり、やはり常駐していない家の方が多いそうだ。周辺を散歩しながら他所の軒下を観察してみると、キツツキの穴がある家が何軒もあった。

 さて、この穴をどうするか。南面はベランダがあるので、これまでのように素人仕事で塞げそうだ。しかし、北面は無理である。脚立もハシゴも届かない。

 山小屋の周囲はほとんど人通りはないのだが、たまたま、チラシを投函しながら巡回しているリフォーム屋に遭遇した。その人に相談してみると、キツツキの被害はたくさんあり、対策はネットを張るか、鋼板を貼るしかないそうだ。穴をそのままにしておくと、スズメバチが巣を作る可能性があるそうだ。

 動物フェンスのネット張りは自分でできたが、軒下のキツツキ対策のネットとなると作業は難しそうだし見栄えも悪くなる。仕方がないので、鋼板を貼る場合の見積もりをもらうことにした。その見積書はまだ届いていない。

コメント

_ イムザ ― 2015年10月02日 15時24分

キツツキの被害結構多いようですね。
立科町の女神湖付近に「野外音楽堂」があります。
ここでもキツツキの被害を受けその対策に苦心していたようです。
建築士さんからの相談を受け小生の友人が「キツツキ被害防止装置」
命名「バイバイペッカー」を作製しました。
実証実験等も行いながら、昨年正式採用され2台設置してあります。
他の場所でも効果があり、造った本人、小生も少々ビックリしているところです。

_ 神登山 ― 2015年10月02日 20時46分

バイバイペッカーとは、どのような装置なのでしょうか。
ネットで検索してみましたが、わかりませんでした。
私は、結局、業者に依頼してガリバリウムの鋼板を貼ってもらいました。

_ イムザ ― 2015年10月03日 16時44分

雑ぱくに「バイバイペッカー」を説明すると、動態センサーで反応し、猛禽類の鳴き声を発生させる装置です。設置場所は別荘地などを想定しているため、音声が周囲と違和感の無い様に配慮しています。。
大手の別荘管理会社からの依頼もあり、パンフレットはありますがネットなどには特に公開していません。

_ 神登山 ― 2015年10月04日 17時06分

「バイバイペッカー」の説明、ありがとうございます。
興味深い装置ですね。畑の動物被害(イノシシ、ハクビシン、シカなど)
にも、イヌの吠え声などで応用できれば面白いと思います。

_ りゅうせいまる ― 2015年10月12日 06時34分

バイバイベッカー、他の場所も付けてもらえるのでしょうか?南箱根なのですが、過去に2つ、最近にもまた2つの穴を空けられて困っています…
いくら位するものなのか…

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
ウサギとカメ、勝ったのどっち?

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://dark.asablo.jp/blog/2015/04/01/7601861/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。