野菜高騰のニュースに安堵2017年08月24日

 今年の7月は猛暑だったが8月は雨の日が続いた。天候不順で野菜が高騰しているそうだ。そんなニュースに接すると、多くの人は不安を感じるだろうが、私は不謹慎ながら不安ではなく安堵感を得た。

 もちろん私も野菜の高騰は歓迎しない。新鮮な安い野菜が豊富に市場に出まわることを期待している。にもかかわらず野菜高騰に安堵したのは、わがささやかな畑の作物が例年になく不作で、手抜き農作業の報いかと思い悩んでいたからだ。天候に責任転嫁できるなら、まずは一安心である。

 八ヶ岳南麓の山小屋の庭で野菜を作り始めて8年目になる。月1~2回しか行けないので、ダメモト気分で始めた。毎年そこそこに収穫できていたので、こんなものかと慢心していたのだが、今年は大半の作物が不作だった。

 7月中旬に収穫したジャガイモはまずまずだったが、カボチャやナスはイマイチで、インゲンは収穫量が減った。トウモロコシの大半は実が十分につかず、キュウリは枯れてしまった

 不作を認識したときは、土のせいだろうかと考えた。連作障害を避けるため、毎年植える場所を変えてはいるが、教科書では「2~3年は避ける」とあるのに1年おくだけで植えたりしている。ヤリクリがつかず面倒くさいからだ。施肥もかなりいいかげんだ。だから、来年は少し慎重に土壌改良を検討しなければならないかと考え、ちょっとうんざりしていた。だが、天候のせいならば手抜き農作業を継続できそうだ。

 そんなわけで、先日、キュウリとトウモロコシをすべて抜いて、その跡地に適当に施肥してダイコンの種を植えた。

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