ほろ酔い気分にさせる「初春大歌舞伎」2020年01月23日

 歌舞伎座で「初春大歌舞伎」を観た。昼の部と夜の部のチケットをゲットし、通しで観るつもりだったが、夜の部が高校の同期会とバッティングした。観劇を優先しようとも思ったが、同期会は2年に一回の開催で、みな今年72歳になる。2年後に生きているかどうかわからないので、夜の部の3演目の1番目だけを観て途中退席し、同期会に遅刻参加した。

 観たのは次の5演目になる。

  醍醐の花見
  奥州安達原 袖萩祭文
  素襖落
  河内山
  義経腰越状

 最初の演目は『醍醐の花見』。正月と花見は季節が違ってもめでたい祝祭気分は共通している。1月も下旬に入り正月気分は消えつつあるが、歌舞伎座にはめでたい空気が流れている。

 今回の演目では、酒好きが酒を美味そうに飲む場面が印象に残った。素襖落では中村吉右衛門が酔っ払い、義経腰越状では松本白鸚が酔っ払らう。重鎮の白鸚、吉右衛門の兄弟がそろって酔態を演じるのに正月を感じた。

 その酔態を東銀座の歌舞伎座で観てから吉祥寺に移動し、同期会の宴席に参加した。舞台から受容したほろ酔い気分を持続したままの参加は心地よく、酒量がすこし増えたかもしれない。

 飲酒の伝染は、私が観た最後の演目・義経腰越状でコミカルに演じられていた。それをそのまま受け継いだ吾輩も単純である。

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